ども。さっしー@独学派です。

ランニングのフォーム改善には度々取り組んできて、10回中8回くらいは失敗。
「あかん、悪化した!」
とか言って、元の走り方に戻すのを繰り返してきた。
振り返ってみると、身体の特定の場所(ひざとかお腹とか)を強く意識するフォーム改善はうまくいかないようだ。
たいてい他の場所にひずみができてしまう。
が、今回は良さそう!
1週間ほど取り組んで、かなり好調!
複数のポイントがあるのだが・・・そのメインは、足の角度!!

今までのイメージ


僕の中で、ランニング中の足の角度はこんなイメージだった。
かかとからつま先のラインが、進行方向と平行。
この方が、アキレス腱から足の背面の筋肉が無駄なく使えて、地面からの反発も活かしやすいと思ってたわけだ。
だって、スキーだって板を平行にしたらスピードが出るし、車のタイヤだって進行方向をまっすぐ向いてなければまともに走れないじゃないか。

この足の角度は疑ってなかったのだが、この1年くらい、本気の走り込みを繰り返すうちに、気になる点が出てきた。


ビブラムの小指側にやたらと穴が開くこと。
当然、足の方も小指側にマメができる。
これって、走り方に問題がある証拠なんじゃないのー??
でもなにを直したら???
とあれこれ考えていた。

で、先日ふと思いつきでやってみたのだが・・・
室内で裸足になって、やや内股で歩いてみる。
うん、いつも痛くなる場所が最初に床に当たる。
では、ガニ股で歩いてみたら?
なんと!小指側の当たりが軽くなるではないか!
これか!?
もちろんガニ股では走れないが、つま先をほんの少し外側にずらせば、小指の問題がかなり軽減するのではないか。

着地角度

改善イメージ

さて、仮説はできた。
次は検証、いやそのまえに裏付けだ。
Web全盛のご時世、正しい理論であれば、必ず先駆者が何か書いているはず。

ありましたありました♪
>>理論スポーツ(足の向きを真っ直ぐむけようとすると怪我につながる)

期待以上によい資料がみつかった。
なるほど、大腿骨は骨盤に対して斜めについていのだから、足先をまっすぐに向けるのは無理がある、と。
よし、裏付けが取れたので、早速検証だ!
・・・というわけで今に至るw

現在の経過だが、インターバルや坂ダッシュなどの全力走トレーニングをしたあと、小指が痛くない。
今までとかなり違う。
さらには、長年悩みのタネだった、足底筋膜炎、アキレス腱付着部炎が軽くなった。
(いつもポイント練習翌日は痛かった)

うむ。上等上等、期待以上。
まだ他にも嬉しい点があるのだが、長くなったのでまた次回続きを書きましょう。
ではまた。