ども。sassyです。

 ランニングフォームの改良、というか、新走法研究に取り組み始めてもうすぐ1年半。最近は、「カラダと動きの追求」ほど面白い遊びはないとまで思うようになった。
 人間の筋力、循環器性能、代謝能力などは、どれも限界がある。鍛えれば向上するのは確かだが、どこかで頭打ちになる。決して青天井ではない。その条件は同じはずなのに、なぜアフリカ系ランナーたちは、あんなスピードを42.195kmも維持できるのか。努力や根性なら、日本人だって負けてはいないはずだから、やっぱりカラダの使い方に秘密があるはずなのだ。
 そうこうして自分の動きをいじくり回してるうちに、去年は怪我で痛い目をみたわけだ。

 そういう時期に、高橋ファミリーが宮古移住してきた。彼らはさんさーらに最初に泊まりに来てくれた頃から、「移住のための準備」と言っていたが、この宮古不動産バブルの悪環境の中、悪戦苦闘しながらもついにやりきった感じだ。ご主人のケースケさんは、ベンチプレス世界選手権を二度制したスーパーアスリート。奥さんのユミさんも、ベンチプレスアジア選手権で入賞経験がある。そのキャリアでもって、宮古でトレーニングジムを開く計画である。実際にジムをオープンして数ヶ月経った現在、僕が思っていた以上に会員も集まり、好調なスタートを切れたようだ。お金を払って身体を鍛えたい人が、どれほど宮古にいるか心配したこともあるが、杞憂だったようだ。

 僕はもともと、筋トレとか体幹トレとか好きではない。若い頃に、マッチョになりたくて筋トレしてたことはあるが、マラソン一辺倒になってからは、マラソンが速くなる筋トレなるものが怪しすぎて、どうにも続ける気にならなかった。が、下見旅行でなんどもさんさーらに来てくれるケースケさんと話してるうちに、だんだんと意識が変わった。曰く「ベンチプレスも、大胸筋で上げてるうちは上に行けない」「重いのは、爪先から全身使う」。さらには、「ランナー育成の実績もある」とのこと。もしかしたら、これこそ、自分の研究に足りなかったピースじゃないのか。そう思い至り、高橋家、夢のジム「みゃーく筋トレ塾」オープンと同時に、パーソナルトレーニングを申し込んだ。名誉の宮古第一期生w 

 ケースケさんのレッスンを受けてみてわかったが、これは単に筋トレとか呼ぶものではないと思う。むしろ、矯正に近い。誰しも身体の使い方にはクセがあると思うが、スポーツに不向きなクセがトレーニングを通して矯正される。今まで使われていなかった筋肉を刺激することで、自然と動きが変わり、理想的な筋力配分に近づく。結果、無駄が減り、力の分散がなくなり、動きが効率化していく。週イチのレッスンで、一ヶ月も経たないうちに、走り方が変わったのを実感でき、現在も日々改善されている気がする。カラダを作り直しているという面もあるので、即座にタイムにつながるかどうかはわからないが、少し長い目で見ると、間違いなく正解だったと思っている。

「どんなことやってんの?」って疑問があると思うので、ちょっと紹介。

動画直接貼るのは面倒なので、興味ある方はリンク押してくださいませ。

腹圧ジャンプスクワット
足で飛んじゃだめ。

上半身も下半身もグラグラでスクワット
すっごい集中しないと、すぐ落ちる。

ぶら下がって、骨盤から腹筋
最後にコレとか・・・ドSですな。

ちなみに、メニューは毎回少しずつ違って、ケースケさんがその場のインスピレーションで組み立ててるとか。自分専用メニューとか、プロアスリートになったみたいでテンション上がるw

>みゃーく筋トレ塾のFBページはこちら

さらっと書くつもりが、なんかマジメな文章になってしまった・・・
ではまた。