ども。sass@ビフォレースブルーですw
勝負レースのワイドー100kmが明後日。どんなに楽しみなレースでも、気合入りまくりでも・・・いや、気合入れてたレースほどむしろ、レース直前にブルーになる。マナに言わせると、「メンタル弱いね」ということになるのだが(苦笑)、最近はそのメカニズムがだんだん理解できてきた。もちろん、僕の場合、という条件付きだが。悩ましいのはこの「調整期間」というやつで、つまり、練習で溜め込んだ疲労をレースに向けて抜いていき、当日にベストコンディションを狙うわけだが、これが難しい。というか苦手。練習量を落とすと、どうしても一緒にモチベーションが落ちてしまうのだ。練習してないと落ち着かない。それもなるべく高強度で。うーん。やっぱりメンタル弱いのかww

さて、表題の件。
4,5年前だったかと思うが、某先輩アスリートがFBで書いたこと。レースに出るのも、勝負に勝つのも、走り終わってからビールを飲むのもそりゃ楽しいだろうけど、走ることそのものが至上の楽しみじゃないか、というような話だったと思う。ようやく、ほんとにこの数ヶ月で、自分もその境地に届いたなぁ、と思う。

先輩のその話は、当時の僕には少々難解であった。
どんなレベルのランナーであれ、「結果」を求めて走るのではないか??ダイエット、達成感、自己管理、自己実現、大会のムード、仲間たちとの打ち上げ、金メダル、国民栄誉賞w・・・そういうの全部なしでも、果たして楽しいのか??
当時は「否」であった。

だが、楽しいのだ!!多分これは本能なのだ。鳥は楽しくて飛んでいるだろうか。多分楽しいはずだ!同様に、魚は泳ぐことを楽しみ、サルは木登りを楽しんでいる!証明はできないが、きっとそうだ。
鬼ごっこというのは、実に意味のない遊びだが、子供たちは本当に楽しんでいる。最近、ランニングが、子供時代の鬼ごっこのように楽しい。素朴な満足感が、脳みその奥の方を満たしてくれる。

相変わらず左足は痛く、完治の目処はつかない。明後日は痛み止めを飲んで走るつもりだ。こんなに楽しくて、こんなに痛くて、こんなにブルーw
楽しみで不安。

今回のレース、ここでは目標公開はしないで置くことにした。いつも気負いすぎなのよね。「できるはずのこと」よりも「できること」。「理想のベスト」よりも「当日のベスト」。心身ともにリラックスして臨むことが、結果的には自己ベストにつながると思う。
また結果報告します。

では。