先日のエコマラソンから数日。
結果が今ひとつだったわりには、気分がレースモードになってきた。
夏の間、約半年間のオフシーズンは、どうも漫然と走っていた気がするが、一つレースを走ると、次はどんな走りをしたいとか、どのくらいのタイムを出したいとか、目標が明確になってくる。

とはいえ、今年は民宿初年度、さらには第三子の出産もあって、エントリーしてるレースは少なめ。
次は1月の100kmだ。
この100kmで、なんとかして10時間を切りたい。
さて、どうするか。
がむしゃらに練習する??
いやー、そういうのは趣味じゃない。
面白くないし、多分故障する。

ちょっと話が変わるが、ロールプレイングゲーム、いわゆるロープレというのをやったことがあるだろうか。
僕らの世代では、ドラクエとかFFとかが流行ったものだ。
昔のロープレは、バトルを重ねて経験値を貯めると、プレイヤーのレベルが上がり、各種パラメータが自動的に上昇した。
攻撃力とか、防御力とか、賢さとか。
つまり、レベルを見れば、そのゲームをどのくらいやりこんだか、どのくらいの敵を倒せるかがわかるのだ。

だが、ゲームの世界も日々進化しており、システムも複雑化してきた。
例えば数年前に僕が気に入っていたゲームでは、獲得した経験値を、どのパラメータに振り分けるか、プレイヤー自身で決める。
筋力にたくさん割り振れば、重い武器を使える。
技量に割り振れば、複雑な弓矢などが使える。
知力に割り振れば、難しい魔法が使える。
などなど。
プレイヤーの成長戦略によって、実に多様な個性を持つキャラを作ることができる。
だが、育成に失敗すると、どうにも役に立たないキャラになってしまうこともある。
結論としては、各パラメータを均等に割り振ったキャラは、平凡で尖ったところがなく、使っていてつまらないし、何より弱い。
逆に、やりすぎなくらい個性的なキャラは、面白いし、戦略がツボにはまったら恐ろしく強い。
例えば、動きはカメのように遅いが、分厚い鎧を纏って、巨大な斧を振り回す重戦車タイプ。
例えば、打たれ弱く、体力もないが、遠近を問わず大火力の魔法をぶちかます魔法使い。
ポイントは、育成の方向を予め決めておくこと、長所短所を理解して使いこなすこと。

話を戻す。
スポーツに限らず、仕事でも勉強でも対人関係でも、こんな風にロープレ的に捉えてみてはどうだろうか。
まぁ、誰でもある程度は、自分の弱点を補おう、鍛えようと動いているものだろうけど。
難しいのは、ゲームと違って、各パラメータの数値を自己評価しなければならないことだ。
長所と思っていたところが意外と平凡だった、なんてよくあることだし。
試しに、僕のマラソンスキルを無理矢理グラフ化してみた。
一番自信のある頑強を10点としての相対評価。

graph1

うーん、どうなんだ(笑
スピードやパワーにはまだまだ改善の余地があるけど、ウルトラマラソンにはさほど必要なさそう。
それよりも、効率をMAXまで上げたい。
効率を上げるには、理想的なフォームが必要で、そのためには体幹がしっかりしてなきゃいけない・・・と思う。

graph3

ちなみに、苦しいトレーニングをがむしゃらに続けた場合の方向は、こんなイメージ。
スピードとパワーは付くだろうけど、苦しさに耐えることに集中するあまり、フォームは乱れるだろうし、効率は落ちるはず。
目指す方向じゃないなあ。

勝手な自己評価と考察だけど、別にいいの。
そういうゲームだからw
よし、1月に向けての課題は、腹筋(インナーの方の)、呼吸、減量としよう。
腹筋、呼吸は、単独ではなくて、走りながら、強化、調整すること。
減量は必要なさそうに見えるかも知れないけど、体脂肪一ケタまではやってみる価値ありそう。
1kg*100kmは物凄い負荷になるからね。
効率アップへの貢献度は間違いなく高い。

エコマラソン

次回はこんなことにならないように・・・w