AuthorSassy

三女誕生!

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2015年11月4日朝。
帝王切開で無事に生まれました。
2980g、女の子。
母子共に健康。

長女、次女のときも書いたが、感情がフレッシュなうちに文章にしておこうと思う。
(長女たちのログは旧ブログと共に消滅・・)
あくまでも男目線の雑感なので、その辺はあしからず。

YOME、3度目の妊娠・・・
3度目になると、発覚したときの驚きもかなり小さくなるらしい。
「えっ・・・ほんとー。三人目かぁ」
みたいなw
妊娠期間も、一番短く感じた。
妊娠に関する特別なトラブルがなかったおかげでもあるが、長女の入学、民宿の開業などなどビッグイベントが続き、通常時も上2人の子供たちの相手をしながらだったのだ。
長女の時は、一緒に散歩に出たり、育児について語ったり、妊婦中心の生活をずいぶん続けたものなんだが・・・
3番目ってそういうものなのかも。

そして出産(手術)当日もまた然り。
長女の時は、自然出産で僕の母が取り上げる予定・・・だったのが、大晦日に様態急変、救急車で搬送されて、緊急帝王切開だった。
あんなに長い年越しは後にも先にもあの日だけだ。
元旦、手術室から出てきた長女の顔をみて涙が止まらなかった。
その後しばらくして出てきたYOMEの顔を見て、また涙が出た。

次女の時は、自然分娩だった。
一度帝王切開しているのでリスク有りとして、大病院で完全なサポート体制の元で出産。
僕も初めて出産に立ち会った。
YOMEが叫び、握った僕の手に爪がささる。
ベッドの反対側で飛び散る鮮血・・・
すげーな、これが出産か・・・
トラブルなく次女は生まれたが、YOMEが産後の出血が酷く、処置に約2時間。
2Lくらい出血したらしい。
大病院でよかった・・・

かくして3度目のお産を迎えたわけだが、今回はもう冒険しないということで、予定帝王切開。
予定通り昨日入院して、今朝手術室まで付き添って、数時間で無事に出産。
ん?これが普通なのか???
こんな緊張感がなくていいのか??
なんの心構えもなくその日を迎えてしまったことに、多少の罪悪感を感じるほどだ。
(もちろんYOMEは手術が近づくにつれて緊張していたようだが)

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とまぁ僕は心の中で、石ころを蹴っ飛ばすみたいにして、つまらない雑念を転がしていたわけだが、新生児室で三女の顔を見たら、そういう感情がどうでもよくなった。
あー。心が洗われるようだ。
なんて真っ白なんだろう。
真っ白なキャンバスみたいだ。
何も書かれていない。
純粋、、というのとも何か違う。
純粋と言うと、何か不純なものと対比しているみたいだから。
対比するものが何もない純粋さ。
無垢。
無限の可能性がありながら、何かの可能性を投影するのもためらわれるような、眩しい白。
そうか。人間はこの世にやってくるとき、こんなにも真っ白なのか。

上の2人の時には気づかなかった。
あまりにも自分の感情が強すぎたのかもしれない。
しばらく茫然と、この無垢な生き物を抱っこしていた。
「奥さんと面会できますよ」
助産師さんに声をかけられて、我に返った。

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今回はYOMEの経過も良好なようだ。
「麻酔の効きが悪くて痛かったり、効き過ぎて息が苦しかったら嫌だなぁ・・・」
とか、助産師らしくもないことをぼやいていたが、それも大丈夫だったみたいだ。
手術中、ベビーの誕生と同時に、BGMが「ハッピーバースデー」になったりと、粋な演出もあったらしい。
意外と(失礼w)気が利いてるなぁ、宮古病院。
宮古病院ではかなり長く入院期間が設定されているようで、帝王切開の場合は10日間退院できない。
これからしばらく、ワーキングマザーならぬナーシングファーザーだなw

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お。笑ってる??
お姉ちゃんたちに似てるなぁ~

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参考画像、長女、生後二日。
やっぱり似てるw

最後に。
たくさんの励ましやお祝いのメッセージ、ありがとうございました。
特にFBのメッセージは、過去最高数のコメントをいただき、こんな自分でも多くの人に見守ってもらっているんだなぁ、ありがたいなぁ、としみじみ思っております。
個別に返信をするべきとは思うのですが、ここでお礼に代えさせていただきます。
メッセージをくれた方をイメージしながら、ひとりひとりにお礼を書くには、僕のキャパを超えており、「お礼の定型文を貼り付けるような作業」になってしまいそうなので・・・
ありがとうございました。
新しい家族をよろしくお願いします^^


ビフォ・ザ・ゲンリョー

えー、先日減量宣言をしたので、早速ネタにしておこうかと。

今朝の体重が64.1kg、体脂肪率19.4%
えー、19とかホントかよ??
この体脂肪計、信じたくないんですけど。
でもまぁいいや、ヤツの評価が辛口だろうと甘口だろうと、相対的に上がったか下がったかはちゃんと教えてくれるだろ。

その後、10kmランを終えてから再測定したところ・・・
体重62.5kg、体脂肪率17.9%
・・・。
体重の方は、寝起きでたまってた水分が抜けたとしても、体脂肪率がこんなに変動するかね。

体重の減少が1.6kg。
体脂肪量の減少を計算すると、1.2kg。
減少した1.6kgのうち1.2kgが脂肪とか、ありえん。
そういえば体脂肪は測定時の条件を揃えないとダメとか聞いたことがあるから、運動前後の比較は無駄かもしれないなー。

ともかく、数年ぶりに減量する気になったので、ビフォアフターしてみましょうw

減量前

お腹周りのぽにょぽにょは、超長距離走では深刻なハンデだから、キッチリ退散してもらわねば!
食事は、最近ゆるゆるになってた糖質制限を、もう一度しっかりやり直す。
脂質&タンパク質は、欲しいだけ食べる。
満腹感が足りないときは、生野菜にマヨネーズかけてどっさり食べる。
運動は・・・腹筋周りを強化する以外は、今まで通りでいいか。

では。一ヶ月くらいしたら近況報告します☆


100kmに向けて

先日のエコマラソンから数日。
結果が今ひとつだったわりには、気分がレースモードになってきた。
夏の間、約半年間のオフシーズンは、どうも漫然と走っていた気がするが、一つレースを走ると、次はどんな走りをしたいとか、どのくらいのタイムを出したいとか、目標が明確になってくる。

とはいえ、今年は民宿初年度、さらには第三子の出産もあって、エントリーしてるレースは少なめ。
次は1月の100kmだ。
この100kmで、なんとかして10時間を切りたい。
さて、どうするか。
がむしゃらに練習する??
いやー、そういうのは趣味じゃない。
面白くないし、多分故障する。

ちょっと話が変わるが、ロールプレイングゲーム、いわゆるロープレというのをやったことがあるだろうか。
僕らの世代では、ドラクエとかFFとかが流行ったものだ。
昔のロープレは、バトルを重ねて経験値を貯めると、プレイヤーのレベルが上がり、各種パラメータが自動的に上昇した。
攻撃力とか、防御力とか、賢さとか。
つまり、レベルを見れば、そのゲームをどのくらいやりこんだか、どのくらいの敵を倒せるかがわかるのだ。

だが、ゲームの世界も日々進化しており、システムも複雑化してきた。
例えば数年前に僕が気に入っていたゲームでは、獲得した経験値を、どのパラメータに振り分けるか、プレイヤー自身で決める。
筋力にたくさん割り振れば、重い武器を使える。
技量に割り振れば、複雑な弓矢などが使える。
知力に割り振れば、難しい魔法が使える。
などなど。
プレイヤーの成長戦略によって、実に多様な個性を持つキャラを作ることができる。
だが、育成に失敗すると、どうにも役に立たないキャラになってしまうこともある。
結論としては、各パラメータを均等に割り振ったキャラは、平凡で尖ったところがなく、使っていてつまらないし、何より弱い。
逆に、やりすぎなくらい個性的なキャラは、面白いし、戦略がツボにはまったら恐ろしく強い。
例えば、動きはカメのように遅いが、分厚い鎧を纏って、巨大な斧を振り回す重戦車タイプ。
例えば、打たれ弱く、体力もないが、遠近を問わず大火力の魔法をぶちかます魔法使い。
ポイントは、育成の方向を予め決めておくこと、長所短所を理解して使いこなすこと。

話を戻す。
スポーツに限らず、仕事でも勉強でも対人関係でも、こんな風にロープレ的に捉えてみてはどうだろうか。
まぁ、誰でもある程度は、自分の弱点を補おう、鍛えようと動いているものだろうけど。
難しいのは、ゲームと違って、各パラメータの数値を自己評価しなければならないことだ。
長所と思っていたところが意外と平凡だった、なんてよくあることだし。
試しに、僕のマラソンスキルを無理矢理グラフ化してみた。
一番自信のある頑強を10点としての相対評価。

graph1

うーん、どうなんだ(笑
スピードやパワーにはまだまだ改善の余地があるけど、ウルトラマラソンにはさほど必要なさそう。
それよりも、効率をMAXまで上げたい。
効率を上げるには、理想的なフォームが必要で、そのためには体幹がしっかりしてなきゃいけない・・・と思う。

graph3

ちなみに、苦しいトレーニングをがむしゃらに続けた場合の方向は、こんなイメージ。
スピードとパワーは付くだろうけど、苦しさに耐えることに集中するあまり、フォームは乱れるだろうし、効率は落ちるはず。
目指す方向じゃないなあ。

勝手な自己評価と考察だけど、別にいいの。
そういうゲームだからw
よし、1月に向けての課題は、腹筋(インナーの方の)、呼吸、減量としよう。
腹筋、呼吸は、単独ではなくて、走りながら、強化、調整すること。
減量は必要なさそうに見えるかも知れないけど、体脂肪一ケタまではやってみる価値ありそう。
1kg*100kmは物凄い負荷になるからね。
効率アップへの貢献度は間違いなく高い。

エコマラソン

次回はこんなことにならないように・・・w


エコマラソンおまけ

エコマラソン前日|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

エコマラソン前日。
お祭り前夜と似ている。
風強し。

自分で出場するレースで、初めて一眼レフを導入してみた。
レース20分くらい前まで会場や選手たちを撮ってから、カメラを車にしまって、レースを走って、ゴール後、歩けるようになったら再び撮影w
やってみれば意外となんとかなるもんだ。
100kmマラソンでスタートまでMCやって、レース走ってからパーティの司会をやるトンデモアスリートもいるんだから、どうってことないか。

宮古島エコマラソン、さんさーらのゲストと出場

民宿のゲストさんも夫婦でハーフに出場!
ダンナさんは宮古島トライアスロン120位台の強豪。
奥さんは今大会で30代女子1位!
すごすぎるっ!
ゲストさんについては、さんさーらオフィシャルブログで再掲予定♪

宮古島エコマラソン、地元アスリートたち

宮古アスリートたち!
すごいなー、こんなに仲間がいるなんて。
もちろん、これで全員じゃありませんw

さてさて、間もなくレーススタンバイ。
撮影再開は、レース後、瀕死の重傷から立ち直ってから・・・

宮古島エコマラソン、仮装ランナー

ピッコロさん!!
だいぶやられてるよっ!

宮古島エコマラソン

ゴール数百m手前で腰が砕けて、死にそうになってゴールしたひと。

宮古島エコマラソン

アニキ、全然余裕ぢゃないの!

宮古島エコマラソン

100km仲間のケンジさんファミリー。
キツかったー、と言ってた割には表情に余裕がw

さてさて、16時から公式パーティというので、一度帰ってお風呂に入りたい。
最後までゴールを見たい気もするけど、全身ネバネバでパーティもちょっとね・・・w
あー。パーティは遅刻していくくらいがちょうどいいの。
最初はおエライさんのおカタイ挨拶が続くだけだからw

・・・って、1時間遅れで行ったら、食べるものなかった。

二次会は「ぷちまーと」。
宮古でもかなりマニアックな飲み屋で、ドリンクもつまみもすべてセルフサービス。
コンビニにテーブル並べて飲んでるみたいw

宮古島ぷちまーとにて

宮古アスリート界の女王、アッツ選手!
ついに女子優勝を達成!!!
すごいぜ!!!

宮古島ぷちまーとにて

困ったことがあったら、宮古の母に相談を!
霊感商法じゃありません。

宮古島ぷちまーとにて

脳に針を刺して、人間を超人に変えるという実験。
宮古ではこうしてトライアスリートを量産しています。

・・・本気にしないでねw


第六回エコアイランド宮古島マラソン

久しぶりのレースレポートです☆

書きたいことや載せたい写真もいろいろあるけど、今回はとりあえず主観レポートだけ。
早く書いておかないと忘れるw

第六回エコアイランド宮古島マラソン|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

第六回エコアイランド宮古島マラソン。通称エコマラソン。
暑い暑い夏が一段落して、このエコマラソンが長距離シーズンの開幕戦だ。
この後、伊良部トライアスロンや那覇マラソン、ワイドー100km、沖縄マラソンなどが続き、4月の宮古島トライアスロンで〆。

開幕戦はいつも少し戸惑う。
猛暑の中でのトレーニングが結果につながっているのか、徒労に終わったのか、まだ全然わからないから。
加えて、レース1週間くらい前から、太平洋上に2つの動かない台風が居座り、天候をおかしくしている。
暴風に近い強風、毎日変わる風向き、突然の雨や日照り。
いったいどういう作戦でどのくらいのペースで走れば結果が出るのか。
ギャンブルだw

サブ4以上を目指すなら、作戦はとても重要だと思う。
初心者や完走だけを目指す人は、マイペースで、ムリせず、足を潰さないようにゆっくり行けばいい。
でもタイムを狙うなら、自分の体力、脚力を余すことなく、効率的に、42.195kmのコースに投下しなければならない。
飛ばしすぎれば後半で潰れる。
遅すぎれば、後半で挽回できない。

今回は、3.5~4時間の目標。
走り出しは3.5時間達成可能なペースで入って、数キロ様子を見て、厳しいと判断したらペースを再設定するという考え。
3.5時間達成のプランは、20kmまでを5分10秒/km、30kmまでを5分0秒/km、そこから先は4分台というもの。
前半、無理なく、温存しながら5分10秒で走れるかどうかがカギだ。
少しでもキツイと感じたら、後半のペースアップが不可能だということだから、すぐに作戦を変更しなければならない。

さぁ、いよいよスタート。
ハーフマラソンとの同時スタートで、参加者は2000人弱。
スタート位置も自由なので、前から2割くらいの位置でスタンバイ。
あまり先頭に近いとオーバーペースに巻き込まれるし、後ろすぎると、ゆっくりな選手たちをジグザグに抜くので体力の無駄。

走り出しの渋滞はほんの数分。
すぐに5分10秒のペースに乗ることができた。
誤差の目標はプラマイ5秒。
こういうとき、GPSウォッチは便利だ。

体調は悪くなさそう。
いつもは低糖質食で走っているが、レース前限定のカーボン祭りの効果もあってか、エネルギーがあふれている感じだ。
ペースもきつくない。
心配していた風もそれほどではないようだ。
よしよし、3.5時間、狙ってやろう。

このとき既に判断ミスをしていたことに気づくのはずっと後のことだw

コースは市街地を抜け、港の前を通って、伊良部大橋へ。
今大会の目玉ルートで、この橋があるからこそ、参加者が例年よりも3~4割も多かったのだと思う。
だがこの橋、地元選手はみんな知っているが、実際に走るのはかなり過酷だ。
遮る物が何もない上に、海面からかなりの高さがある橋は、恐ろしいほどの風が吹く。
加えて、結構な坂もある。
そしてあまりにも景色が変わらないので、スピード感覚がおかしくなり、いくら走っても進んでいないような錯覚に陥ったりもする。

覚悟をしていた伊良部大橋だが、今回はそこまでヤバくはなかった。
風向きが横だったせいだ。
いつもは正面から吹き付けてくることが多いのに、ラッキー!!
前半最大の難所をムリせず抜けられる!

橋を渡ってコースは折り返す。
橋の途中で、トップランナーたちとすれ違うので、自分のおおよそのポジションもわかる。
すれ違う顔見知りのベテランランナーたちと声を掛け合いながら橋を渡るのも楽しい。

橋から戻り少し行くと、ハーフの選手たちはルートが別れ、競技場方面へ帰って行く。
ここからはフルの選手ばかりだ。
どんどん島を南下して、来間大橋へ向かう。
大勢のボランティアたちがエイドステーションで飲み物や補給食を用意してくれている。
特に高校生ボランティアたちは元気があって、こちらも楽しい気分になる。
「コーラ!!コーラありますよッッ!!」
野球部の子たちかな。
揃いのTシャツに坊主頭、腹から声が出ている。
だが、前半のエイドは極力パス。
喉が渇いた時だけ、走りながらコップを取って、できるだけ速度を落とさずに飲む。
もちろんゴミはゴミ箱へw
ストップ&ゴーで体力と時間を浪費したくない。
フルマラソンくらいなら、液体補給だけで大丈夫なはずだ。
塩分もレース前に、例の「ナトリウムローディング」で貯金してある。

距離は20kmに差しかかった。
ギアを一段上げるころだ。
最初の予定では5分0秒ペースに上げるところだが、若干きつそうだったので、+5秒修正。
速度アップには成功だ。
少し前を走っていた、タカヤ選手に追いついた。
おっ、彼について行ければ、かなりPB更新できるぞ♪
と思ったが、残念。
「僕、もう少し先でリタイアしますんで!故障気味なんで、半分走ったら抜けるつもりだったんですよ」
ぬぅ。
仕方ない。
ちょうど僕が走っているポジション、前後にライバルが少ない空白地帯のようで、折り返し付近でしか仲間たちに会えない。
彼と後半まで競り合えたら楽しかったのに。

来間大橋は最後まで渡らずに、橋の上で折り返す。
さあいよいよ競技場に帰るぞ!
という瞬間!
真正面からの爆風!!
すっかり忘れていた。
伊良部大橋で横風ということは、角度が約90度違う来間大橋では、真正面の風になるのだ!
マズイ。これはマズイぞ。
ペースは5分30秒まで落ちた。
とにかく橋を渡りきれば、少しはマシになるはずだ。
仲間の選手たちが折り返しに向かってくる。
「折り返したらスゴイ逆風だよー!」
とか声をかけるのは、自分の気を紛らすためかもしれない。

橋を降りていくらか風は弱まったものの、体力と気力を削り取るには十分な強風が続く。
友達からの応援にも、笑顔で応えるのが難しくなってきた。
30km。
もう一段ギアを・・・上げられない!
むしろ現状維持も困難。
ペースは6分に迫るほど落ちている。
逆風でどんどん体力と脚力が削られているのがわかる。

23番の女性選手が軽い足取りで抜いていった。
序盤で友達に教えてもらった。
彼女は宮古島の100kmマラソンで女子12連覇のヤマザワ選手!
前半では抜きつ抜かれつしながら近くを走っていたのだが、あちらはこの逆風でもペースが乱れないらしい!
うーむ。さすがの脚力だ。
僕も自分ではフルよりも100kmをメイン種目と考えている。
100kmでは、スピードや体力より、とにかく「足の頑丈さ」が第一だ。
潰れない足があってはじめて、その他の要素が生きてくるからだ。
今回のレースは強風とはいえ、たったの42km程度だ。
すでに足が潰れかかっている自分と、どんどん小さくなっていく女王の背中。
さすがだなぁ。でも悔しいなぁ。ちくしょう・・・

残りの距離が気になりはじめるマックスバリューのあたりで、YOMEと子供たちの姿がみえた。
この日は、朝遅めにチェックアウトするお客さんもいるので、間に合いそうだったら応援にいくということだった。

エコマラソン、爆風でボロボロ

エコマラソン、爆風でボロボロ

おいおい、死にそうだな、オッサン・・・w
どう見ても4分台で走れる姿じゃないなぁ

ペースはすでに6分半に迫るほど落ちている。
普通、ここまで落ちれば後続の選手たちがどんどん抜いていくものだ。
来間大橋では2kmくらいはリードしていたはずの仲間たちも、すぐ後ろに迫っているかも知れない。
後ろが気になって気になって、体力の無駄と知りつつも度々振り返る。
・・・誰もいない。
時々、ひとり、ふたりと、余力のある選手が抜いてはいくが、僕以上に疲弊して歩いている選手を抜いたりもするので、順位変動は少なそうだ。
みんなこの風にやられて、僕と同様にペースダウンしているのだろうか。

ん?レース中に後ろを気にするなって?
自分の走りができればいいだろうって?
楽しむことが重要???
僕はそうは思っていない。
レースで順位を気にしないなら、いつ気にするのか。
自分の身体と対話しながら、走ることそのものを楽しむ・・・そんなこと、いつもいつもいつもやっている。
レースの時にしかできないこと、それは競うことじゃないのか!?
こんなにもたくさんの、同じ趣味を持つ仲間たちが集まって、同じ時、同じコースを走る。
平等な条件で、タイムと順位が出る。
レースが終われば、仲間としてお互いを讃え合うだろう。
でもレース中は違う!
楽しくなくていい!
結果のために走る!!
広い意味では、それがレースを楽しむことだ・・・と僕は思っている。

残り2~3km。
すっかり存在を忘れていた市役所前の急坂。
前を走っていた選手が歩き始める。
僕も歩きたい・・・
でも、「レースで絶対歩かない誓い」がある。
歩いてしまったら、自分の中の何かが崩れる。
沿道からは声援も聞こえる。
「がんばって!!あとほんの少しだよ!!」
うん。ありがとう。
でもね、そのほんの少しが、遥か先の外国のように思えるのですよ。

腕時計の表示モードはラップタイムから時計に切り替えた。
もうラップはいい。
歩かずにゴールすること。
そして、サブ4達成までの残り時間だけわかればいい。
うん・・・ここから先7分ペースでもサブ4はいけるか。
よし、がんばろう。

ついに陸上競技場が見えた。
あそこに入れば、のこりはトラック300mだ・・・
あー。やっと終わる・・・
その瞬間、左足のふくらはぎが痙攣をはじめた。
筋肉が内側から泡立っているようだ。
それに続いて右足のふくらはぎも。
ヤバイ、、ヤバイ、、足の中に何かいるみたいだ。
次の瞬間にも筋肉が硬直して、顔から地面に突っ込むかもしれないぞ。
あと数百mでいいんだ、おとなしくしてろよ~~

トラックを回り始めた。
スパートしたいところだが、痙攣の恐怖が大きい。
カックンカックンした走り方になっているのがわかる。
あと100m・・・子供たちの姿が見えてきた。

エコマラソン、瀕死で完走

「嗚呼、もう走らなくていい」の顔w

エコマラソン、瀕死で完走

なんとか転倒もせずにゴール。
でももう立てないw

タイム:3時間54分5秒
総合順位:56位
30代男子:14位
宮古勢:8位

あー。去年から約10分、順位で4つしか上がってないぞ・・・
悔しいなぁ。
このままだとテンション下がるから、ちょっとデータいじるか。

去年は順位で上位9.8%、今年は参加者が増えたから・・・6.8%!
よし、まぁよくがんばったとしておこう。
順調に伸びてると思う方が、練習にも身が入るからねw

第六回エコアイランド宮古島マラソン|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

30分ほど足を押さえてウンウン言ってたけど、やっと立てるようになって記念撮影☆
もうすぐYOMEのお産があるので、次のレースは1月の100km。
今週はいつから走るかなw


写真撮ろう。

今日はアスリートネタお休みして、写真でも載せようと思う。
しばらくカメラから離れていたけど、最近またちょっと撮りたい気分が出てきた。
ブログを書く量が増えてきたからかもしれない。
文字ばかりのブログはやっぱりちょっと味気ない。
たくさんはいらないから、ちょっとだけカメラで遊ぶ時間を捻出しよう♪

ブーゲンビリア|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

庭に植えたばかりのブーゲンビリア。
看板のすぐ裏側に植えたから、将来、トレードフラワーになるかも?
キレイに剪定しなきゃ。

ブーゲンビリア|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

ハイビスカスと違って、こんな小さいうちからたくさん花が咲くのはうれしい。

パパイヤ瀕死|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

これを一目見て何かわかる人はそうそういないでしょう。
先日の台風前までは、パパイヤと呼んでいた棒ですw
無残な姿になったなぁ、と思っていたけど、いつまでも緑色をしてる。
よく見てみると・・・

パパイヤ脇芽|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

なんと、ちっちゃい脇芽が!!
まだ諦めてないとは!!
生命って逞しいなぁ。
水やり続けなきゃ。

ハイビスカス苗|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

こちらは植え付け1ヶ月少々経って、すっかり定着したハイビスカス。
8本中7本が二度の台風を生き延びた。

ハイビスカス苗マクロ|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

こっちも新芽が。
芽だけじゃなくて、花も付けてくれるといいんだけど。


全宮古陸上競技大会

スポーツの秋!!
宮古ではこの時期、たくさんのスポーツイベントが開催される。
特にこの全宮古陸上競技大会は本気度高過ぎ。

各学区が代表選手を送り込み、トラック&フィールドで競い合う。
中には、地元出身の大学生選手を大会のために召喚するなんてことも。
うちの福嶺学区は弱小・・・
いや、決して弱いわけじゃないんだけど、過疎地域につき、選手の層が南極のオゾン層より薄いw
だから僕なんかが、ただマラソンとかトライアスロンやってるというだけの理由で、全く得意でもない種目に出場したりするわけで。
まぁ、強豪学区のトライアスリートは違う事情で不得意種目を走ってたりするわけだけど。

全宮古陸上競技大会|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

宮古トライアスリートの女王、アッツ選手。

全宮古陸上競技大会|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら

女子3000m優勝。
さすが・・・万能だ。

僕の種目は男子5000m決勝。
決勝というが、予選はないw
出場選手は10名。
その中に知った顔が数名。
あー、この顔ぶれなら間違いない。
ドベだw

序盤、「キロ4分ペース」と言っていたTKY選手について行ってみるが、数周で離脱、以後ひとり旅。
先頭の選手が3回くらい抜いていった。
どうしようもなくレベルが違うし、わかっていたことなんだから、と思い、自分の身体のことに集中。
フォーム崩れてない?
着地は乱暴じゃない?
心拍はレッドゾーンのギリギリ手前を維持してる?
追い風エリアはちゃんとペースアップしてる?

結果、21分と30秒くらい。
順位は予定通りw
ま、こんなもんさ。
特に悔いの残る所はないから、よしとしよう。
でもちょっと右足小指付け根が痛いな。
慣れないペースはやっぱりどこかおかしくなるか。

知り合いの選手たちも何人か、怪我をしたみたいだ。
骨折した、なんて話も・・・
他人の土俵は怖い。

さて、自分の種目が終わって、ぶらぶらしながら写真など撮っていたのだが、帰る前にこれだけは見ようと思ってたのが、3000m障害物!
元陸上部とかじゃないと、聞いたこともないって人が多いのでは??
僕も実際に見るのは始めて。
400mトラックの4カ所にハードルを巨大化したような障害物が置いてあるのだが、そのうち一カ所は水たまり(?)になっているというトンデモ競技。
それを7周半w
もちろん水たまり前でスタンバイだ!

3000m障害|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら
おおおおっ!
なんかすごい迫力!!

3000m障害|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら
着水の水しぶきがここまで飛んでくる。
選手たちはもちろんずぶ濡れ。

3000m障害|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら
宮古トライアスリートのチャンピオン、ガッツ選手も出場!
やっぱり裸足!?

3000m障害|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら
後から聞いたところ、障害物の上は濡れてよく滑る上に、足の付き方が悪いと足裏を痛めるのだとか。
特に裸足だとシビアだろうなぁ。

3000m障害|宮古島の民宿 あがりの宿さんさーら
どうせドベになるくらいなら、来年はコレに出してもらおうかなw
なんか面白そうだし♪


ゴハンと腹筋のこと

どーも。ご無沙汰です。
宿の方のオフィシャルブログと、このアスリート系趣味ブログを分離してみたはいいけど、どうもこっちの方が滞るなぁ・・・
まぁ、日々のトレーニングとか載せてもつまらんし、そんなしょっちゅうレースがあるわけじゃないし、仕方ないか。

プールとか伊良部大橋とか
相変わらず、ひとりで60kmランやったり、バイクの後に保良川プールに飛び込んだり。
仲間と楽しく走るのも嫌いじゃないけど、やっぱり基本的には一人が好きらしい。

さて今日は、食生活とランニングフォームについて、最近気づいたことを書いてみようと思う。
それぞれ別のテーマなので関連性はナシw

断酒後の食生活

断酒の話はあまり触れたくないのだが、食生活の転換点として重要なので、全く触れないわけにはいかない。
とりあえず現状として、すでにアルコールに対する渇望は全くなくなったが、酒の座での「疎外感」だけがちょっと胸に引っかかるところ。
みんなが流行のドラマの話で盛り上がってるのに、自分はテレビ見ない、テレビなんて嫌い、って感じに似てるかもw

で、食生活だが・・・甘いものを欲するようになったのだ。
一年近くMEC食(低炭水化物、高タンパク高脂質)を続けてきて、糖質、炭水化物への未練はほとんどなくなったと思っていたのに。
あ、夏の間、一日ひとつのアイスクリームは嗜好品として楽しんでいたけど。
それが最近は、食後にデザートが欲しくなる。
食間にもお菓子やパンをつまみたくなる。
YOMEからは「あんた、女子になってきたね(笑)」と。
うーむ、そうかもしれない。

「食生活において、人類には二種類しかいない。酒飲みと女子である」

by さっしー
んっんー、名言だなw

さてここで問題だ。
身体はどうにも糖質を欲しているらしい。
それを受け入れるか、拒絶するか。
流されるか、抵抗するか。
身体を信じるか、エゴを信じるか。

そりゃ糖質は良くないことずくめなのは、MECを始めたときに学習した。
それに、すぐ太る。
だが、身体の方は、アルコールの縛りから解放されて、より素直に必要なものを訴えているのではないのか。
いや、アルコールの代替品を求めているだけなのだろうか。

結局考えてもわからん。
僕は身体の方を信じることにした。
試しにパンやご飯を食べてみると、どうやら底なしに欲するわけではないらしい。
昼にたくさん食べれば、夜は糖質への衝動はやってこない。
よし、これでいこう。

ムリはいかん。

楽に楽に、水が流れる如く、自然に。
身体には数億年分の叡智が蓄えられているのだ。
そっちに身をゆだねよう。
あ、mecやーめた、ではないのでw

ついでだが、断酒直後はたくさん飲んでいた、コーヒーや冷たいお茶、ジュース類は、だんだん量が減ってきた。
最近は常温の水が多い。
これも別に、健康のためにがんばっているわけじゃない。
ただ、水がうまいと思うだけだ。
冷蔵庫を開けるとき、自分を俯瞰して眺めてみると、どうもホントにそのジュースが飲みたいわけではない気がしてきたのだ。
ただの惰性、手持ちぶさた。
缶を開けて、口をつけても、たいして味わうでもなく、乱暴に喉に流し込むだけ。
そうだ、いつもこうしてビールを飲んでいた!
身体の声に耳を貸していたら、できることではなかったはず。

まだまだ過渡期だと思うので、これからもしばらくの間は、食生活は落ち着かないかもしれない。

ランニングフォーム覚え書き

一年くらい前から、ペースを上げて走ったときに、腹筋に違和感、痛みを感じることが多くなっていた。
ランニングでは腹筋を使うもの、それが痛くなるということは、筋力不足なのだろうか・・・
などと思っていたが、先日走っているときに、答えになりそうな経験をしたので書いておこうと思う。

宮古島も朝晩はすっかり涼しくなった。
水を浴びながら走らなくても大丈夫だし、重いペットボトルをぶら下げる必要性もなくなってきた。
当然、ペースも上げられる。
その日は夜中、気持ちのよい風の中を走っていたのだが、けっこー良いペースで走れているので、欲が出てさらに負荷を上げてみたりした。
で、やっぱり来たのだ、あの腹筋痛が。
視界は、かろうじて道路が見える程度の暗闇。
身体と対話するにはちょうどよい環境だ。
痛いな-、と思いながら、身体の動きをよーくチェックしてみると・・・
心臓の負担の割に、足の動きが鈍い。
背中の中央から肩胛骨にかけて筋肉(広背筋?)が緊張している。
おや、もしかしてコレか??
スピードを上げようと頑張る余り、背筋で身体を引っ張っていたのか??
試しに意識して背筋周りをリラックスさせてみると・・・腹筋の違和感は軽くなり、しばらくすると消えた。
なるほど、背中を反ることで、腹筋の可動域がおかしくなっていたのかもしれない。
ほんのわずかなことだが、こういう発見のひとつひとつが嬉しい。
発見!と思ったら実は間違いで、別の箇所を痛めた、なんてこともよくあるのだが。
三歩進んで二歩下がるを繰り返しながら、やっぱり少しずつ進んでるなー、自分、と思うw

ちなみに僕が「背筋をリラックスさせると良い」と書いたからといって、それが誰かの役に立つとは限らない。
僕は「僕だけの身体の小さなサイン」を無理矢理日本語に変換しただけなので、それを別の人が、別の身体のために使えるかどうかはわからないからだ。
同じ理由で、本を読んでも、コーチに習っても、それだけでスキルアップするのは難しいと思う。
身体との対話に使うのは言葉ではないのだから。

今週末は、宮古の陸上競技大会。
来週末は、エコアイランド宮古島マラソン(フル)。
久しぶりにレースレポートが書けるかな♪


アスリート席からおめでとう!

D7N_1885

結婚披露宴に招待された。
トライアスロン仲間の若手選手だ。
20代の部で、宮古島トライアスロンの表彰台に上がるほどの実力、もちろん僕より速い。
・・・今のところは(笑

D7N_1912

宮古の結婚式はこれで二度目だが・・・やっぱり多いなぁ。
300人以上が当たり前。

D7N_1917

おめでとう!!
奥さん、美人だ~~♪♪

例の如く、僕はノンアルコールで通しているので、料理が運ばれてくるまでは割とヒマ。
こっちの結婚式の料理は、内地でよくあるコース料理と違って、ターンテーブルに大皿でドーン!が普通らしい。
で、テーブルで各自取り分けるのだが、大抵は、食の細い人、酒メインであまり料理を食べない人がいるので、僕みたいなのは、1.5~2人前くらいの料理にありつける(笑
だが!
今回のテーブルはアスリートテーブル!

D7N_1965

この中に、宮古島トップ10に入るトライアスリートが何人いるか・・・(笑
当然みんな食欲旺盛。
油断すると一人前も逃しかねない・・・
売れ残ったのはチャーハンくらい。
あ-、みんな炭水化物は避けるのね・・・(笑

酒飲まない。
料理は出された分をすぐに平らげて終わり。
なので今回は、のんびり写真撮影をする時間があったというわけでw

D7N_1895

司会は、これまた宮古長距離界の雄、クロサワ氏。
噂によれば、これまでに司会した結婚式は1000とか2000とか・・・
ラジオなどのしゃべる仕事をしているとはいえ、本職の司会者も真っ青ですな。

D7N_1962D7N_2011

そしてステージでは余興の数々・・・
伝統芸能、創作ダンス、本気のおちゃらけ・・・(笑
いやー、楽しかった。
この後は二次会・・・ではなく、急いで帰って、民宿のゲストのために晩ご飯の用意!
昼間の式でよかった~

トシキ!おめでとう!!
呼んでくれてありがとね~☆


断酒宣言・その後

断酒をはじめてから、10日くらい経った。
現時点での体調、周囲の反応、雑感など書いてみる。

体調はすこぶる良い!
酒が恋しいという感情も全く起きない。
・・・と言うと、どうせ強がりだろうと思われるのはわかっているが、それはそれ。
どう思われるかはさほど重要ではない。

今朝は朝4時に起きて、20kmほど走ってきた。
夜明けまではまだまだ時間がある、月のないの暗闇。
だが、本当に素晴らしかった!
空を埋め尽くす満点の星の明かりで、道が見えるのだ。
すごい流れ星を見た。
10cmくらい(笑)はあっただろうか、2秒くらい、夜空に光跡が残った。
あんなのは初めて見る!!
道路脇には静かにホタルが舞っている。
ひんやりした空気、風の音、海鳴り、自分の足音と鼓動・・・
間違いなく、これはアルコールから解放された恩恵だ。
なにしろこの時間、今までなら、肝臓をフル稼働させながら、悪夢と寝汗に苦しんでいたのだから。
酒を辞めたおかげで、酒よりもずっとハイになれる体験がたくさんできる。
酒飲みに戻りたいとは微塵も思わない。

今回、断酒を始めて3~4日で勝利を予感した。
今までは酒が抜けて12時間ほど経つと、耳元で誰かが囁いていた。
「さぁ、そろそろいいんじゃないか。いつものアレを、至福のひとときを始めようじゃないか!その憂鬱な気分も吹き飛ぶぜ。大丈夫、おまえの正気なんて誰も興味ないさ」
今回は、誘惑すら感じなかった。
その間に何度も飲み会に近い状況があったにも関わらず。
悪気のない誘いをやんわりと断りつつ、炭酸水やお茶を飲んで団欒に加わっていた。
苦痛も葛藤もなかった。
人のグラスにビールを注いであげるときすら、何も感じない。
耳元のアイツがいたら、絶対に不可能だった!!

そして10日近く経ったとき、予感は確信に変わり、自分がアルコールの檻から解放されたことを悟った。
耳元のアイツは、分裂した自分だったのだろう。
分裂は統合され、アイツはいなくなった。
酒に盗まれていた時間と体力とお金が、これからは自分の物だ。
長年苦しんだ不眠症も快方に向かっている。
アルコールの分解に費やされていたエネルギーの一部は、体力の回復と強化に使われるだろう。
次のレースが楽しみだ。
ただ一点だけ、謝罪せねばならない。
飲み会の約束を何件か反故にしてしまった。
(会に出ないのではなく、自分も一緒に飲む約束という意味で)
ごめんなさい。

あまりにもハッピーで爽快な気分だったので、FBに断酒成功宣言(笑)を書いた。
そして、世間では「断酒は死ぬほど辛い上に、絶対不可能な絵空事!」という信仰が想像以上に根強いことを知った。
一番多かった反応が、「1週間そこらの断酒で、成功を宣言するのは早すぎる!」という内容のコメントだ。
まぁ言いたいことはわかる。
彼らの価値観では、断酒は一度始めたら、寿命を全うするか、アル中に逆戻りするまで決着の付かない、終わりなき闘いなのだ。
最低でも年単位の話でなければ、取り合う価値もない!!

が、いささか過剰反応じゃないだろうか??
僕としては、「ラーメンなう。天下○品サイコーw」みたいなノリで投稿しただけだ。
SNSなんてそんなもんだろう???
もしそこに、「サイコーなわけねぇだろ!」とか「ラーメン厨氏ね」みたいなコメントを書く人がいるとしたら、きっとその人は、ラーメンに恨みか強いコンプレックスでも持っているに違いない。
まぁ僕自身もそうだったわけだが。
他人に対して何度か、「そんな軽いノリで断酒できるわけないしw 断酒ナメんなよ!」とか思ったことがある。
つまるところ、そういう反応をしてしまう時点で、自分自身の飲酒習慣を見つめ直した方がよいのかもしれない。

なにはともあれ、それは可能なのだ!!
努力も精神力も時間も必要としないくらいだ!
巷で鉄人と評されるトライアスリートたちまでが、それを不可能だと信じている。

必要なのは努力ではなく、理解だった。
物事を正しく理解したら、人間はそれに反する行動をする方が難しくなる。
石を石だと理解して食べる人がいるだろうか?
石を食べる人がいるとしたら、きっと石を食べ物だと誤解しているのだろう。
ではアルコールの何を理解するか?
それを書くということは、そのまま断酒を勧めていることになってしまうので自粛する。
文末に良書を紹介するので、興味がある方はこっそりAmazonで注文していただきたい。
短い本なので、僕は1日で読み終わった。

もうそろそろ、僕の断酒が成功か失敗か、可能か不可能かという話は終わりにしたい。
それよりも、向こう数十年の人生が、思っていたよりもずっと素晴らしいものになりそうでわくわくするのだ。
済んだことよりも、そっちを考えていたい。

最後に、マスターヨーダの名言から。
Try not. Do or do not.

(推薦図書)
「禁酒セラピー」アレン・カー著


酒の話

P1000764

酒を断つことにした。
僕としては、ついにこのときがきたか、、という感じだ。
いずれそうしなければならないということは、だいぶ前から思っていたからだ。

先日、ある男がうちにビールを持ってやってきた。
彼は「統合失調症とアルコール依存症」と診断を受けて、最近まで入院していた。
多くの人が彼を煙たがって避けていたが、僕としては、精神を病んでいるといっても、自分に危害を加えたりするわけではなかろう、くらいに思っていた。
が、際限なく飲むのもイヤだったので、最初から1時間程度と約束してのことだった。
彼はずっと機嫌良く飲んでいたのだが、彼を家まで送った際、彼の家でもう少し飲んでいけという誘いがあまりにしつこかったので、それを振り払うようにして帰ってきた。
それが気に入らなかったのだろうか。
それまでの穏やかな人格からは想像できないような内容のメールが次々に届いた。
電話は着信拒否したが、それがまた火に油だったようだ。
完全に豹変していた。
挙げ句、僕がうちの家族を虐待しているという妄想に取り憑かれたらしく、夜中の2時過ぎに110番通報して警察官をよこした。
「こちらで虐待があるという通報を受けたのですが・・・?」
警察官もやや困った感じだった。
事情を説明すると、とても同情的になってくれた。
「前田さん、よかれと思ってしたことでも、精神障害の方は、その人にすがりついてしまうことがよくありますからね。
できる限り距離を取るのが賢明ですよ」
まったく、耳が痛い話だ。
自業自得だ。

この一件が断酒に向けての最後の一押しとなったのだが、これまでにもいろいろなことがあった。
宮古は牧歌的に言えば、酒文化の島だ。
が、キツイ言い方をすれば、アル中の島なのだ。
宮古に来て以来、ときどき酒の席でのトラブルは経験したが、今年は特に多い。
何かの拍子に、穏やかだった友人が突然豹変するのだ。
その姿は恐ろしい。
僕もいつかああなるのだろうか。
あるいは、気づいていないだけで、すでになっているのだろうか。

多くの人は、「自分には確固とした人格がある」と信じているだろうが、実はそうではない。
人間の内面は、いくつもの人格のようなもの、支離滅裂な思考、相矛盾する理想や信念、それらすべてに関する感情などがドロドロと渦巻いているのだ。
そこには、その人を代表する人格など見当たらない。
だが、それらのドロドロを一つのカプセルのようなものがまとめている。
そうやってカプセルにドロドロが収まっているから、人格というものが見えるようになるのだ。
そのカプセルを「統合」とでも呼ぼう。
そして、このカプセルが壊れたり、亀裂が入ったりしてしまった症状を、統合失調症と呼ぶのだ。
アルコールは統合失調症と関わりが深いと思う。
飲酒習慣は、このカプセルを壊す要因になる。
件の豹変した人々は、アルコールの作用で、一時的な統合失調症になっているのだ。
一時的なうちはまだいい。
いずれ、カプセルは修復不能になり、社会は彼を「アル中で精神崩壊した」と見なすだろう。

社会はまだ僕をアル中とは認定していない・・・と思う。
が、大酒飲みくらいには思われているはずだ。
僕は病院にも行かないし、健康診断も受けないが、自分のことは自分でわかるものだ。
メタボ健診なんて、いい例だ。
病院に行かないと、自分がデブかどうかわからないのか??鏡を見たことはないのか??
僕は自分がアルコール依存症に片足を突っ込んでいるのがわかっていた。
いつからだろう??多分だいぶ前だ。
自分の意思に反して飲んでしまう日が増えてきた。
ビールが水のように感じる。
飲んでいないときに、変に舌がもつれる時がある。

アル中に片足を突っ込んだら、節酒や休肝日などはその場しのぎにすぎない。
症状の進行を遅らせるくらいの意味はあるだろうが、時間の問題だ。
症状は決して逆戻りしない。
選択肢は3つある。
重度のアル中になるまで飲み続け、心身を壊し、社会的にも抹殺されること。
症状の進行を遅らせて遅らせて、重度のアル中になる前に天寿を全うすること。
断酒すること。

そこまでわかっていて、なぜ今まで飲み続けた???
と聞く人は、依存症というものをわかっていないのだろう。

依存を断ち切るというのは、恋人と別れるようなものだ。
恋している男に、
「あの女はロクデナシでアバズレだから、早く別れろ」
という説得に効果があるだろうか。
逆に、それで燃え上がる恋もあるというものだ(笑

そして飲み仲間というのはいたるところにいるものだ。
もちろん、みんながアル中じゃない。
健全な酒好きが大半だ。

タバコを辞めるのはそこまで難しくない。
自分ひとりの問題だからだ。
ギャンブルを辞めたときはもう少し苦労した。
博打仲間というのがいたからだ。
彼らとは、一緒にパチンコにいったり、麻雀でカネを取り合ったりするわけだが、ギャンブルを辞めると言うことは、実質的に、彼らとの付き合いを断ち切るということにもなる。
依存症の人たちは、仲間が抜けるのを簡単には許さない。
必死で足を引っ張ろうとする。
僕がいないと、いかに麻雀が盛り上がらないかを懇々と説明する。

酒はギャンブルよりもさらに厄介だ。
酒を辞めるという宣言は、きっと誰からも受け入れられない。
あ、いや、家族だけは歓迎するだろうが。
健全な酒好きは、反対すると言うより、理解できないだろう。
なぜ人生の楽しみの一つを、自ら放棄するのか!?
理解できまい、彼らはアルコールのダークサイドを知らないのだ。
お酒と上手に付き合えている人は、これからも上手にやっていけばそれでよい。
酒の道を踏み外した人間だけが、断酒を迫られる。

僕の半生(というほど長くないが)は依存症との闘いだったように思う。
依存症に関しては、専門家を名乗ってもいいんじゃないかと思うくらいだ。
依存症を克服するには、強い意志が必要だと言う人は、全く理解不足だ。
意志ではコントールできない悪習が依存症なのだから。
ある男が、パチンコ屋で空の給料袋を持って呆然としている。
パチンコ屋に入る瞬間、彼は統合失調症なのだ。
別の人格が身体を動かしている。
二度とパチンコはやらない!という決意だけでは悪習は止まらない。
恐らく、あらゆる依存症が同じメカニズムなのではないだろうか。

「意志を頼るな、システムを作れ」
というのが僕の考えだ。
例えばタバコであれば、吸わない理由、吸えない環境、他人との約束、誘惑に対処する定型文、どうしても吸いたくなったときに見る文章や画像、、などなど。
正気のうちに、正気を失いかけた時の対策をしておくのだ。
賢明な諸兄は気づいたかもしれないが、このブログ自体も、僕が正気を失いかけたときのためのシステムの一つなのだ。
3000文字も長々とこんなことを書いておいて、結局酒飲みに戻りました、、となっては、まさしく恥さらし。
飲まない理由の一つになる。
「飲むか、飲むまいか?」の葛藤に入ってしまったら、もう遅い。
負けたも同然だ。
「飲むワケねぇし」の状態を維持するために、システムは有効だ。

飲み会には、理由があればこれからも出席するつもりだ。
ウーロン茶で乾杯も、慣れれば平気だろう。
それに、帰りを心配せずに車を使えるから、出費も家族の負担も軽くなるというものだ。

最後まで読んでくれた方に。
うちの酒(主に泡盛)の過剰在庫を差し上げます。
お客さんに提供したり、お祝いに持って行ったりする分としては、あまりにも多いので。
欲しい人は、ご連絡の上、取りに来てね^^


第三回MLLD・・・からの・・・

宿の方のブログにも書いたけど、日曜日は福嶺学区の運動会だった。
そりゃまぁ楽しかったのだが、あっちのブログには書いてない裏事情を少々・・・

遡ること1日半、金曜の18時30分頃、毎月恒例の60kmミニウルトラ(今の時期はMLLD)を決行。
運動会が近いのはわかっていたが、二日もあれば回復すると踏んだこと、8月中にやるにはもうこの日しか残っていないことで、やむを得ず。
直前の呼びかけに、ブルーが乗ってくれた。

しかしここのところ練習不足。
民宿オープンとその準備で、ただでさえ余裕がなかったことに加えて、1週間くらい前から気管を患ってしまった。
どうも僕は気管が弱いらしく、時々不調になる。
横になると咳が止まらなくなったり、痰が出たり。
今回の場合、発熱も頭痛もなかったので、風邪かどうかは不明だ。
ん?病院とかいかないしw
それもだいぶ症状が治まってきたので、多分大丈夫だろー、との希望的観測でランスタート。

月明かりを期待してのMLLDだが、あいにくの曇り空。
仕方がないので、来間大橋方面のルートは諦め、市街地を2周するルートをチョイス。
前半は6分/kmくらいのペースでサクサク進んで、割と好調に思えたのだが・・・
中盤、30km過ぎあたりから、どうにも調子がおかしくなってくる。
最近あまり経験していなかった、太ももやふくらはぎの張り、筋肉痛。
休憩しても、呼吸が十分戻らない。
二周目を諦めて帰るという選択肢も・・・否、それはないな。
「終わってから負けたと思うようなトレーニングは、やらない方がマシ」
というのが僕の持論。

どうにかこうにか二周目を終えて帰路(約14km)に着いたときには、全身ボロボロ。
走ってて吐きそうになることはよくあるが、ホントに吐いたしw
2~3kmごとに小休止を入れつつ、8分/kmくらいのノロノロペースで進む。
そして、ブルーが一足先にゴール。
僕は残り約5km。
いつもならここからが真骨頂で、ランナーズハイだかトランス状態だかわからないようなラリラリハイテンションになるのだが・・・
今回はただただ痛くて苦しいのみ。
午前3時半過ぎ、ようやくゴール。

そんな感じで、想定外にボロボロになってしまっては、二日程度での全快は困難。
全身筋肉痛で運動会当日を迎えることになってしまったのだ・・・w

とはいえ、最初の痛みさえガマンして走り出してしまえば、身体は動く。
我ながらこき使ってきたからなぁ、この足。
ずいぶん頑丈になったものだ。
参加するのは、短距離~中距離のスピード競技。
正直、苦手だ。
1500m走とか、自分の目標タイムも設定できないし、100mとか、何秒かかるか知らないけど、ひたすら全力ダッシュすればいいんでしょ、みたいな・・・・
一種目こなすごとに、身体が削られる感じだ。
そして最終種目の1600mリレー。
一般種目なので、大人ばかりでエントリーしていたのだが、僕以外の3人が欠場or行方不明!
最後の花形競技を棄権では、悲しすぎる!
なんとかチームを再編できないものかと、中学生に声をかけてみたところ・・・
「え!いいんですか!走りたいです!!」
と、なんとも気持ちのよい返事。
エントリーした3人の中学生は、みんな速い。
この距離では間違いなく僕が一番遅いくらいw

が、他部落はさらに上を行っていて、順位はいまいち。
だって、、アンカーが駅伝部の高校生だったり、現役の海保だったりww

でも、出れて良かった!
中学生たちと一緒にリレーなんて!
あ~~、一日よく走った。

翌日、全身バキバキで、動くとミシミシいって、午前中寝たきりだったのは言うまでもない・・・