ども。sassyです。
最近、走るのが楽しくて仕方がない。ん?いや、以前から楽しかったけど、最近特に、ね。故障から復帰してからだと思う。1ヶ月くらいガマンしてチャリだけ乗ってたからかもしれないが、それ以上に、研究して実践するのが楽しいんだと思う。故障する前は、フォーム改善が成功して俺スゲーみたいな、ちょっと調子こいちゃってるところがあったが、その鼻っ柱が木っ端微塵に砕けて、一から研究し直しになった。痛いし悔しいが、得難い経験である。研究内容についてはまた別の機会に書こうと思う。

いよいよ、ワイドー100kmまで2ヶ月を切った。今シーズンはフルメインなので、ウルトラはこの一本だけ。一発勝負で、満足いく結果を出したい。今年は、この2ヶ月間だけが「ウルトラシーズン」だ。

ウルトラシーズン限定の、僕の定番練習メニューは60km走。距離は固定だが、テーマは毎回変わる。とりあえず、身体が慣れるまでは、時間よりも安定ペースで気持ちよく走り切ること・・・なのだが、2回走って、2回ともヘロヘロ。当然遅い。やれやれ。先が思いやられる。

ルートは、さんさーらから佐良浜ファミマ(伊良部島)の往復。伊良部大橋は、何度渡っても美しく、同時にメンタルを蝕む。景色が壮大過ぎて、距離感が狂い、いくら走っても進んだ気がしないのである。が、本番のコースにも含まれるので、ここは走り込んでおいきたいポイント。メトロノーム代わりの音楽を聞きながら、180ピッチでテンポよく走る。

折返しのファミマで、一息入れる。補給のためにコンビニで止まったりするが、足を休めて座り込むのはココが最初。

長丁場なので、メシも食う。ビールも飲むw あ、レースペースを意識するレベルまで仕上がってきたら飲まないけどね。今年は11月なのに、かなり暑い。水分補給を疎かにすると、酷い目にあう。胃を壊さないギリギリまで、ザブザブ水分を摂る。アルコールは利尿作用が強いので、水分補給にならない(むしろマイナス)と言われるが、発汗量が上回るのか、全然尿意を感じない。ん?身体に悪いって??大丈夫、健康のためにやってるわけじゃないからw

今の所、30km前あたりからヘロヘロしてきて、例の故障跡が痛くなる。休んだあとは、身体が冷えるせいか、激痛。毎回、ロキソニンを持って来なかったことを悔やむ。ヒィヒィ言いながら50kmくらいまで走ると、復活する。痛みと疲労が前提条件のようになり、足が前に出るようになる。不思議とペースも上がる。この経験に価値がある。ウルトラは、ダメだと思ってからが勝負!!ささやかな模擬実践である。それに、疲労困憊状態で、さらに走り続けなければならないというときは、自然と身体がラクなフォームを探し当てる。あー、こりゃラクだ、最初からこうやって走ればよかったのに。と思う。練習中盤では、こんなんじゃ今年の100kmは散々な結果になるぞ、どうする、とか思いながら走っているのだが、終わってみると、すごい充実感と満足感。今回もまた、新しい発見があった、次はこうやって走ろう、来週の60kmが待ち遠しい、とか。

とにかく、コレを調整期に入るまで毎週やる予定。はっきり言って、今年のコンディションは悪い。100点満点中30点くらいか。だが最悪なのは、この時期に100点を取ってしまい、本番までズルズルと後退すること、あるいは前回のように怪我をして落第点ということだ。30点上等!これ以上落ちることはないから、あとは上がるのみだ。来週の60kmはきっともっと楽しいさぁ♪

ではまた。