ども。さっしー@足底筋膜炎です↓↓

いやはや、やってしまったな・・・
2~3週間前から不穏だったのを、だましだまし練習してきたのだが、先週の鬼メニュー(1kmインターバル10本)がトドメになって、激痛化。
踵と土踏まずの間あたりが痛く、特に寝起きは、最初の一歩にうめき声が漏れるほど。
こりゃもう騙せないと思って、この1週間はチャリ練習、心臓だけは退化させないように努力した。
ようやく、日常生活では痛みを感じなくなった(踵周辺を圧迫すると鈍痛)ので、恐る恐るジョグに出てみたが・・・5kmくらいで違和感。
帰ってシャワー浴びたあとは・・・「おかえりなさい、いつもの鈍痛さん」
やれやれ、レースまであと3週間というのに。

もちろん、少々落胆してはいるが、内心どこか笑えるんだな、これが。
yomeに白い目で見られても、仲間からキチガイ扱いされても、ひたすら走りまくったこの夏のトレーニングが、結果に結びつかないかもしれないというのに。
はっはっは!やりすぎて壊したか!滑稽滑稽!!
別に悔いはない。
僕が勝手にライバルと目している連中はみんな、おそらくだが、故障スレスレで練習を重ねているヤツばかりだと思う。

「健康が一番」
「レースは楽しまなきゃ!」
「怪我したら台無し!」
というのが世間の相場だし、それを悪いとは言わないが、そういう人々と競うつもりはないので。

「レースは勝負!」
「勝負は勝ってなんぼ」
「勝つには人並み以上であるのが最低条件」
というのが僕の信条なので、ヌルい練習して去年と同じタイム出してニコニコしてるくらいなら、やりすぎて怪我してリタイアの方が潔いのだw

別の側面から見ると、怪我というのは、ひとつの罰則であり、教訓であり、上のステージへの試練でもあると思う。
罰則というはつまり、違和感や痛みという「体からの警告」にうまく対処できなかったことの結果という意味だ。
いきなり走れなくなるような怪我をすることは稀で、今回のように違和感を感じていながら、だましだまし練習した結果である場合が多い。
が、多少の違和感でいちいち休養、安静と言っていたら、そもそも「人並み以上」の練習はできない。
それに、休養は対処療法であり、違和感の原因を突き止めなければ、遅かれ早かれぶり返すのだ。
体の特定箇所を故障するということは、特定の箇所に負担が集中する走り方をしているよ、というサインであり、つまるところ「フォームが悪いよ」ということだと思う。
フォームが悪くても、スピードが遅いうちは、体の調整能力が上回り、症状は出ないことが多い。
スピードが上がるほどに、ごまかしはきかなくなる。

今回の故障で思い当たるフシは、楽にストライドを伸ばす方法を模索して、足の振り出しを意識するようになったこと。
結果としてスピードと引き換えに足裏への負担が増大したのだと思う。
が、足を振り出す動作自体が悪かったのかというと、そうとも限らないと思っている。
足の振り出しが原因だと仮定すると、そのことによって着地にムリが生じて、足裏に負担がかかったというのがわかりやすい理屈だ。
が、症状の出た場所は、結果であり、原因となる場所や動作は他にあることが多い。
僕は今回、「足首周辺の柔軟性不足」が一番の原因ではないかと考察した。
低速、短ストライドでは問題がなかったのが、高速、長ストライドを1時間以上維持するには、足首の柔軟性が足りなかった、結果としてその周辺で一番壊れやすい場所に症状が出た、と。
もちろん、確証はない。
専属トレーナーがいないアマチュアは、診断と考察と検証を自力でやるしかないのだ。

こうして、怪我の考察と検証、対策がもし成功すれば、次のステージに大きく飛躍したことになる。
もう同じ怪我はしないはず。
もう安心してストライドを伸ばせるはず。
だから笑えるのかな。
あー、それにしても凹むわw