ども。さっしーです。
今日も曇天の宮古島、なんとか午前中は持ちこたえ、無事に40kmサイクリング完了。
ふぅ。チャリは天候との戦いだなー
昨日装着したチューブレスはやっぱり快適で、強風の中アベ31km/h。
上出来、ランのできないストレスをチャリにぶつけてるなw

ちょっと時間がありそうだったので、サイクリングのあと、そのままバイクメンテを。
今年はトライアスロンに出なかったのもあって、メンテは超ひさしぶり。
最後にちゃんとメンテしたのがいつだったか、思い出せない・・・

スプロケは真っ黒。

フレームは泥だらけ。

裏返してみてドン引き。
フレームのBB周辺、アルミが膨張したのか、塗装がもうボロボロ。
あと何年もつんだろ・・・

まずはフレームの泥を落とし、固く絞ったタオルで拭き上げ。
これだけでもきれいに見えるし、なんか愛着が蘇ってくる。
散々放置してゴメンよ、マイチャリ。

そして、一番大事な、チェーンや駆動部の清掃。
走行性能に一番影響する、重要なメンテなのだが、手間と時間がかかる上、油まみれになるのが面倒で、ついつい先送りしてしまうのだ。
マニュアル本などでは、ディグリーザー(スプレー)で油汚れを落とせ、と書いてあるのだが、油汚れのたまるチェーンやスプロケに使っていると、あっという間に一本使い切ってしまうのだな。

ディグリーザー。高くはないが、ガンガン減る。

そこで今回、知り合いのバイク乗りに教えてもらった「灯油で洗うと早い」というネタを試してみた。

テキトーな入れ物に灯油をためて、チェーンをお風呂に入れながら、歯ブラシでこする。
透明だった灯油はあっという間に真っ黒。
ディグリーザー吹き付けても埒が明かないわけだわ。

ちなみに、灯油は、なんとなく倉庫にあった。
田舎ではよくある話。

フロントギアやプーリーは、取り外すのが大変なので、歯ブラシを灯油で濡らしつつ、こすり洗い。
気持ちよく汚れが落ちる。
汚れが落ちたら、ディグリーザースプレーで灯油を洗い流す。

さて、いよいよ今回のメインイベント。
この真っ黒なスプロケを解体して、灯油の風呂に入れるのだ!
この形状故に、溜まる汚れの量もすごく、メンテのたびに難儀してきた。
今回初めて、解体洗浄に挑戦だ!
バイクパーツは分解、組み立てに専用工具が必要な場合が多く、スプロケの解体には・・・

ボルトっぽいのと

チェーンっぽいのが必須。

5年以上前に購入した、ロードバイク専用工具キット、半分以上の工具が一度も使われずに眠っていたのだが、ついに日の目を見る日が来たw

ボルトっぽいのスプロケに差し込み、チェーンっぽいのでスプロケを固定してモンキーレンチで回す・・・
案外簡単に外れた。
外したギアを一つずつ灯油で洗い、同様にディグリーザー。

もっとバラバラになると思ってたが、10枚のギアのうち7枚がひとつの塊だったw
洗浄前の写真を撮ろうと思ったが、あまりに手が真っ黒になってて、カメラに触れず。

そして再びホイールに戻す。
うっわー、超キレイぢゃんか♪

ディグリーザーが乾くのを待って注油して、バラしたパーツを組み直して完成!
うーむ。こうして写真にすると、キレイになった感がでないなw
フレームに若干の不安があるが、あと5年位はがんばってもらいたい。

さて、使用済みの灯油と油まみれのタオルをどうしようか。
スーパー可燃物なので、一般ゴミに出していいかわからぬ。
こういうときは田舎の特権だ。

燃やしちゃえw
サイクリングとメンテで3時間位かかって、さすがに疲れた。
焚き火を眺めながら、ビールで休憩☆

足の怪我は少なく見積もってもあと1週間はかかるはず。
あー。チャリを手放さなかったのは正解だなー♪