先日のバビャ釣りで腰を痛めてしまったらしい。その前から、自転車の長距離とかで「ちょっとヘンだなー」とか思っていたけど、あの不安定な足場で神経すり減らした数時間がトドメになったみたい。ここ一週間ほど、トレーニング休止中。あー、運動しないとメンタルが濁る・・・・

 さて、今日は久々にアウトドア。こっちで知り合った「ひでちゃん」は、海の観光ガイドさん。「今度、鍾乳洞にお客さん案内するから、よかったらおいで」とのお誘いがあった。
前々から、カヤックとか、鍾乳洞ツアーとか、こっちで宿をやるのに自分が未体験じゃあダメダメだよなー、とか思ってたところ。それに自分自身、超行ってみたい!まさに渡りに船。しかも場所がうちから最寄りのビーチときたもので。
楽しみ~~にしてたけど、天気はかなりイマイチ。曇天にときどき小雨がぱらつく。こりゃ中止かな-、と思ってたら、問題ないとのこと。

 お客さん3人に混ぜてもらって、いざ出発。ウエットスーツ、マリンシューズなどは自前で。持っててよかった♪
ビーチから浅瀬を歩くこと約20分。足場は悪いし、できるだけサンゴを踏まないように気をつけてると、結構大変な道のり。
やっと見えた入り口は・・・

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 うわ。閉所恐怖症のヒト、ドン引きじゃない!??
洞窟の入り口前は水深2~3m。ガイドさんに案内されて中へ。。
ああ、泳げないヒトでもちゃんと安全に楽しめるように配慮されてるので、その辺はご安心を。

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 水深があるのは入って数mだけ。すぐに正面に「パンプキン岩」が現れる。水面から3mくらいの高さだろうか。その脇にあるハシゴを上って奥へ。

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 おお。まさに鍾乳洞。

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 足下は棚田のような地形になっていて、常に水が流れている。滑るかなー、と思ったけど、すごくザラザラした質感の岩で、安心して歩ける。

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 澄んだ水と鍾乳石の共演。ほぇーー。
僕は元々洞窟とか好きで、昔から旅行先で「鍾乳洞」とか看板を見つける度に立ち寄ったりしていた。でもそういうとこはだいたい、天井には照明が吊され、手すり付きの足場が完備され、鍾乳石に手が届きそうな場所は必ず柵や網がかけられてて、「触らないでください」の看板が立っていた。まぁ仕方ないことなんだろう。鍾乳石を少しでも折ったりしたら、元に戻るのに何千年もかかったりするのだから。
だからここまで自然のままの状態の鍾乳洞には感激。いずれは規制がかかるのかもしれないけど、今見られたのはラッキー。

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 この洞窟のご神体とされる、石柱。石柱は、天井から伸びるつらら状の鍾乳石と、その下にできる「石筍」が、何万年もの歳月を経てくっついたもの。天井から吹き出す地下水の滝の中にたたずむ、巨大な石柱。圧巻。

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 洞窟の全体像も撮りたかったけど、ポンコツの水中カメラ一つではちょっと厳しく。。ちょっとでも遠景を撮ろうとすると、洞窟中の水しぶきがフラッシュに反射してひどいことに。仕方ないので撮れる絵だけ撮ってきた。

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 いやー。うちの近所にこんなとこがあったなんて。
ただひとつ残念なのは、子供は少なくとも小学校高学年くらいにならないと厳しいだろうってところかな。
うちは子連れファミリーを意識した宿を作るつもりだから。。
でも、条件が許す方は是非見て欲しい!
感動すること請け合いです☆