ども。さっしー@今日は水道屋さんです。

今日は簡単な配管工事をセルフでやってみましょう☆

塩ビ水道管にのこぎり

のこぎりでOK

まずは水道管をのこぎりでぶった切る!
・・・あー、その前に目的か。
この屋外水栓、あまり需要がないので、配管をいじって、庭のスプリンクラーの水源にしようというのが今回の目的。
スプリンクラー配管は数年前に完成しているのだが、水源に問題が生じて、ここ数ヶ月稼働停止していたのだ。
そろそろ暑くなってきたし、雨だけに頼っていると花壇や芝生が死んでしまうから・・・

ばっさりと

もちろん、事前に元栓を止めておきましょう。
コントみたいなことになるから・・・それはそれで面白いかもしれないけど。
専用のパイプカッターがベストだけど、配管工事なんて滅多にやらないし、のこぎりで十分。
電動工具を使うと濡らしてしまうので注意しましょう。

塩ビ水道管に丸ノコ

丸ノコで瞬殺

濡れていないパイプは丸ノコが早い。
スパッと切れて気持ちいい♪

塗料はがし液

マニキュア除光液の強力版

今回の水道管は、塩ビ管の上に建物外壁用の塗料が塗りつけてあるので、先にシンナー系溶剤で塗料を剥がしておく。
この商品は塗装剥がしとうたっているだけあって、使いやすかった。
(粘りが強く、強力な塗装をゴシゴシやるのに向いている)

太さが違う水道管をつなぐ継ぎ手

太さが違う水道管をつなぐにはコレ

スプリンクラー配管と今回の水道管は、経が違うので、こういう部品が必要。

塩ビ管いろいろ

黒がおすすめ

水道管部品はいろいろあって面白い。
ホームセンターでずらりとならんだ部品を眺めてると、わくわくする。
(きっと大抵の女子からは「はぁ?」という反応)
塩ビ管はグレー、黒、赤の3色がメジャーだが、黒を使いましょう。
グレーは安いけど、紫外線耐性が低過ぎ。
赤は給湯器などにつないで熱水を通すためのパーツ。

水道管ボンド

必ず専用ボンドを

塩ビ管の接続はコレで。
アロンアルファとかでやると水漏れするはずw
塩ビ管用ボンドは、塩ビ管の表面を溶かすようにして接着するので、ちゃんと使えば水漏れの心配なし。
接着するパーツの両方にしっかり塗りましょう。

取り付け完了
(元の水栓はトマソン)

と、いきなり途中まで完成してしまったが・・・
今回みたいな工事は、取り付ける側のパイプがくねくね曲がっているので、先のそっちを組み立ててから、水道側に取り付けるのがラク。
写真だと建物に対してパイプが歪んで雑に見えるけど・・・仕方ないのだ。
元の水道管を建物に固定しているのと同じ金具が見つからなかったので、建物に直に留めることにした。
それでパイプを建物にくっつくように配管する必要があったので、こんな角度に。

ここまでやって、ボンドが乾いていれば、水道の元栓は開けてOK
バルブの取付が済んでいいるので、洪水の心配なし。
端折っちゃったけど、このバルブも、先に出てきたL字とかの継ぎ手と同じように、市販品を専用ボンドでとめるだけ。

ただ、このままバルブの開閉を繰り返すと、水道管に負担がかかるため・・・

振動ドリルでサドル取り付け

コンクリート住宅に住むなら必須

さっさと壁に固定しちゃいましょう。
サドル(水道管の固定部品)の位置を決めて、振動ドリルで外壁に下穴を開けて・・・

仕上げはインパクトドライバーで

みんな大好きインパクトドライバー

ビスコン(コンクリートねじ)を打ち込めば完了!
これでバルブの両側が固定されたので、バルブをねじったときに水道管が破損する心配はほぼなし。

ところが。

やっちまった

ああ。見積ミス。
用意した資材が足りず、つなぎたかったパイプまで届かず(涙
無念・・・
まぁいいや、面倒なところは終わったし、続きは元栓止めずにやれるから。

水道工事、木工や家具作りに比べると地味だけど、なんといっても「水が出る」のが楽しい。
自分の計画したとおりに水が出たときには、得も言われぬ満足感が。
プラモデルとミニ四駆の違いみたいなもんだろうか?
やった、動いた、みたいな。

とりあえず明日はまたホームセンターだなー
ではまた。