ああ。ヒマだ。
24時間前に、同じ書き出しで1500文字くらいの投稿をしたが、公開直前で操作ミスで消えた。
これだからスマホってやつは!
不貞腐れて寝たが、やっぱりヒマなのでまた違ったことを書いてみる。

ここは那覇のホテル、本当なら今ごろ、tofr(240km、3日間のマラソン)の打ち上げで、仲間たちと酒を酌み交わしているはずだった。
が、早々にリタイアしてしまい、もはやアスリートたちと語り合うテンションでもないので、ホテルの一室でコンビニ弁当で晩酌している有様。

リタイアの主因は、100kmマラソンから中5日でこのレースに臨み、初日完走と共に左足を故障したことだろう。
が、まぁそんなことはどうでもよい。
同じ条件で参加したけんけん堂が完走したし、敗者が口を開けば何を言っても言い訳にしかならないのがこの世界だ。
無理ゲー承知でエントリーしておいて、今更それを愚痴ってどうする。

問題なのは、この有様に至って、自分自身、あまり悔しくないことだ。
リタイアを決心したときも、
「しゃーねーよ、自分の足をハンマーで叩き潰すような真似してなんになる?」とか思った。
タイムアウト承知で、最後まで粘ろうとも思わず。
そして、来年こそは!とも思わず。

常々、何を於いても、自分自身に対して誠実であれ、と思っている。
自分自身に嘘をつかず、ごまかさず、弱さを見つめろ、と。

今の自分はなんなのか。
帰りの飛行機を待つだけの今。
父親でもなく、夫でもなく、宿屋の親父でもなく、アスリートでもない。
ただヒマを持て余す、アラフォーのおっさん。
救い用もなく宙ぶらりんな存在。
十数年前前、なにをしてもうまくいかずに足掻いていたころを思い出す。
でも、これが裸の自分なのかも。
宮古に帰るまであと一日。
もうしばらく、こんな空っぽの自分を見つめてみてもよいのかもしれない。

最近は、自分の本質は勝負師であり、アスリートであると思っていた。
だが果たして、それもまた衣装のひとつだった!?
第一、勝てない勝負師ほど痛いものはない。

だがまぁよい。
全ては大いなる導きのもとに。
今この不毛とも思える瞬間も、未来を支える根となるのだろうから。

えー、とりあえず。
超ウルトラからは当分身を引きます。
スピードレースに飽きた頃、また一から挑戦してみたいと思う次第。
ともかくこの浅薄なる自分は、フルや100で、トロフィーを持ち帰りたいのです。
その後はまた、その時の自分に任せましょう。
明日は明日。
あとはよろしく。
ではまた。