こんにちは。
宿の工事の方は無事に進行してるんだけど、地味すぎてここにアップするのを控えておりますw
だって・・・今やってることは、すべて地下に埋まる話ばかり。
基礎のコンクリートが無事に固まって型枠外して埋め戻したよーとか、汲み取り槽の床と壁のコンクリート打ったよーとか・・・
でも、近々壁面のブロックを積み始めるので、そのときはまた報告します☆

さて・・・
沖縄、特に宮古では、旧暦を大切にする文化がいまだにたくさんのこっている。
正月よりも旧正月、お盆よりも旧盆。
旧暦って僕もよくわかってないけど、月の満ち欠けをベースにした暦らしく、新暦の何日が旧暦の何日で・・とは簡単に言えないらしい。
年ごとに微妙に違うから。
新月の日を1日と決めて、次の新月までを一ヶ月とするような話だったと思うけど・・・

まぁとにかく、旧暦の1月16日を「ジュウルクニチ祭」としてお祝いするのがこちらの風習で、これは天国のお正月に当たるらしい。
今年は新暦の3月6日。
ミヤコンチュたちは前の日から慌ただしく準備をして、当日は午前中で仕事を切り上げ、親族総出でたっぷりお弁当とお酒を持ってお墓参り(その場で宴会)、帰ってからは親族を回ってあちこちで宴会・・・
という流れらしい。
我々ナイチャ-だけがヒマ。
だったのだが。

今年は地元で仲良くしているおじさん一家に呼んでもらえた。

IMG00291

おぉ~、これが噂に聞くお墓ピクニック!!
沖縄のお墓は大きい。
ちょっとした小屋だ。
その軒下で、ご先祖様を偲びつつ、楽しく宴会♪
子供の頃、お墓参りというと、しみったれて、陰気で、退屈で、行くのが嫌で仕方なかったのを思い出すが、こっちのお墓参りは子供も楽しそう。

でも・・・
3歳のいのは、誰もいないお墓の影を指して、
「ねぇ、誰かいるよ。おばあちゃんがいる。」
って。
あはは・・・
実は亡くなったおばあも宴会に参加してたのかな~(汗

その後も、二次会、三次会という要領で、親族回り。
「あんたは俺の弟みたいなもんだからな!いいからついておいで!」
と言われて、あちこちおじさんの親戚を渡り歩いて・・・どうやって帰ったかは一部記憶が抜けている次第・・・w

こっちに来て二年、宮古文化のコアに触れることができたようで感激。
もちろん、家族のようにかわいがってくれるおじさん一家にも大感謝。
あー。やっぱりいいとこだなぁ~♪