ども。さっしーです。

宿のオヤジアスリートをやってると、ゲストさんたちとのおしゃべりの流れで、いつも聞かれる、定番の質問がある。
ふと、それらを思いつく範囲でまとめてみようと思った。
ちなみに、僕が思っていた以上に、走るゲストさんは多い。
軽く健康のために~、から、ガチで肉体の限界極めます、みたいな人までw
走る人、あるいはその他の種目のアスリートの方々とは、それはまた微に入り細に入り、多様なおしゃべりが展開するわけだが、今回は素人さんたちの定番の質問を集めてみた。

Q.走っている間、何を考えてるんですか

A.なにか考えてるわけじゃないです。
走りに集中してるときは、体調、筋肉の動き、天候、路面の状況などを、車の運転手のように観察してます。
気持ちを抜いてるときは、脳内図書館で漫画など読んでますw

Q.何が楽しいんですか

A.さぁ??僕は、人間というのは走る生き物だと思ってます。
鳥が飛ぶ生き物であるのと同じで。
だから、「走って何が楽しいのか」、という問いは、鳥に「飛んで何が楽しいのか」、魚に「泳いで何が楽しいのか」と聞くのと大差ないです。
食事にせよ、睡眠にせよ、性交にせよ、生物に必要な行為は、気持ちいいと感じるようにできています。
子どもたちが、無意味に叫びながら、満面の笑顔で走り回っているのが証拠ではないでしょうか。
興味があれば、ベストセラーになった、「BORN TO RUN」 を読んでいただくのがおすすめです。

Q.毎日走ってたら、絶対太らないですよね

A.そんなことないです。
体質と年齢、生活習慣次第です。
通常、中高年であれば、どれだけ走っても、食習慣に無頓着なら太ります。
僕は太る自信があります。

Q.すっごくストイックですよね

A.それは違います。
ストイックとは、古代ギリシャの哲学流派、「ストア派」が、教義を重んじる禁欲的な集団であったことから来る言葉らしいですが、
僕は快楽主義者なので。
そりゃ、血を吐く思いで追い込む練習も嫌いじゃないですが(笑)、それもすべて、長期的には、勝利(目標達成)の充実感、
短期的には、その日の満足感と旨いビールを楽しみにやってることで、全然禁欲的じゃないです。
いや、むしろ最近は、追い込むこと自体がなにかしら快楽のような・・・

Q.ドMですよね

A.それは否定しません

Q.100KMも走るなんて、信じられません

A.誰でも最初はそうです。

Q.私は運動音痴なので・・・

A.走るという行為は、人間のDNAに組み込まれています。
トップアスリートを目指すならセンスが重要かもしれませんが、誰にでも走る能力があります。

Q.挑戦してみたいけど、苦しいのはムリです

A.苦しい練習などしなくても、フルマラソン完走までなら誰でもできます。
友達でも家族でも、一緒にジョギングして、おしゃべりしながら走れるペースで走ってみましょう。
ゼェゼェいうような練習は、上級者を目指すようになってからで十分。

Q.部活をやっていましたが、仲間がいないとムリです

A.ムリならやめとけばいいです、これは遊びなので。
でも、中年ランナーの醍醐味は、セルフコントロールです。
練習メニュー、生活習慣、食事内容、それらを自分で管理すること自体が、手段であり目的でもあります。
極端に言えば、自分の人生を自分で決めていきたいと思うのなら、マラソンランナーになることは、非常に有意義です。

うーん、もっとある気がするけど、とりあえず今日はここまでw
とにかく、ランニングは、五体満足であれば誰でもできる、カネもかからず(かけることもできる)、バリエーションも広く、大会なども選びたい放題の、サイコーの遊びであることを明言しておきたい。

・・・あー、いや、だから苦しくないってば、ほんとw
苦しいのがやりたいならいくらでもやれるけど。

ではまた。