十五夜に盛大なお祭りを・・・というのは、僕らの集落では初めての試みなんだとか。
高齢化も進み、年々活気も衰えていく農村部・・・なんて諦めずに、楽しい企画をやって盛り上がっていこう!
というわけで。
もともとお祭りも酒も好きな人々だし、いい企画さえあれば集まるのです。

さて、我々青年会はボランティアでお手伝い&屋台まで出す。
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 宮古島で「お酒」と言ったら泡盛のこと。
そしてそれは水割りのこと。
「お酒を作る」といったら、泡盛の水割りを一升瓶やピッチャーに用意するという意味。
今回はタンクにww
 それから、十五夜には「フキャギ」を食べるのが伝統らしい。
写真中央のあんこ餅みたいのがフキャギ。あんことはちょっと違う豆がいっぱいくっついてる。
伝統料理なのに、苦手なひと多し。僕もその一人。

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 今回のお祭りのステージを飾ってくれた、民謡教室のお姉様たち。
やっぱりお祭りといったら三線と民謡でしょー。

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 子供たちはおつまみとジュースで乾杯。
青年会会長は料理人。食材の手配から調理までなんでもこなす。
期待以上に好評で、おつまみ各種はほぼ完売!
(僕らのつまみ食いを含む)

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 お酒が回ってステージが盛り上がってこればおじさんたちも踊り出す。

都会でお祭りというと、僕の知ってるところだと、企業がプロデュースして大通りを封鎖して、各地からその道の踊り手が集まって道を練り歩き、テキ屋が所狭しと屋台を並べる・・・そんなイメージだけど、正直そういうのはウンザリ。
誰かの金儲けのための祭り。バカ騒ぎのためのバカ騒ぎ。無駄な出費とゴミの山。

だからこういう田舎の小さなお祭りが好き。
住民の住民による住民のための祭り。
オジーも杖ついてやってくる。
副産物の二日酔いが面倒だけどww

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 準備中には雨も降ったりしたけれど、祭り中はなんとか晴れて、ちゃんと月も出た。
天気が微妙だったせいか、変なワッカが見えたり、ちょっと早いはずなのに満月に見えたりしたけれど。。。